注文住宅の「間取り決め」は、後から変更できない大切なステップです。
ほんとにこれで決めていいのか不安になるよね
この記事では「後悔しない間取りって?」「そもそも間取りの考え方は?」といった疑問を解消すべく、元大手ハウスメーカー&不動産会社に勤務していたかしゆうと、家を愛するゆゆが「間取りの基本」を解説します。
家づくりのプロかしゆうです!快適な暮らしに直結する間取りについて、一緒に考えていきましょう。
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間取りって見るだけでも楽しいよね!
間取り決めに悩んだら、ぜひこの記事と特典を併せてご活用くださいね。
間取り決めの流れとは?3ステップで解説
間取り決めは、0から1を生み出す作業です。
ハウスメーカーに丸投げもできますが、一生暮らす家だからこそしっかり考えておきたいですよね。
とはいえ、何から始めたらいいの?
まずは、間取り決めの流れを見ておきましょう
間取り決めは、以下の3ステップで行います。
ステップ1.事例を見てイメージを固める
素人が間取りを自分で作成するのは至難の業。
要望を整理するためにも、まずはどんな暮らしをしたいのかイメージを固めておきましょう。
SNSで間取りの事例を見て暮らしのイメージを膨らませるのも参考になりますよ!
このとき、1度に全体を考えるのではなく、リビング・キッチン・子ども部屋など部屋別にイメージするだけでOK。
私はインスタで気になる家を保存していったよ!
ハウスメーカーや住宅雑誌の事例もチェックしてみましょう
例えば、「水回りは回遊動線」「リビングにスタディスペースがほしい」のように、1つずつ抜き出していきましょう。
今の家の不満なところを書き出すのも有効です。
ステップ2.ハウスメーカーでプランを提案してもらう
ある程度要望が固まったら、ハウスメーカーに伝えてプランを作成してもらいます。
ハウスメーカーによって強みは異なるため、間取りの提案力もさまざま。
契約前の間取り作成依頼は、複数のハウスメーカーに行っても構いません
要望を伝え、比較しながら自分たちに合うハウスメーカーを選択します。
ステップ3.納得いくまでプランを練り上げる
ハウスメーカーと契約後は、さらに間取りの詳細を決めていきます。
次で紹介するチェックポイントにも気をつけながら、理想の間取りを完成させていきましょう。
一度決まると後から変更するのが難しくなるため、納得いくまで考えてみてくださいね。
なお、間取り決めやハウスメーカー選びに不安がある方は、公式LINEでの相談がおすすめ。
ご要望に合わせたハウスメーカーのご紹介や、間取りの添削も行っています
間取りを第三者にチェックしてもらえるのは心強い!
間取りのチェックポイント10選
ハウスメーカーから提案された間取りは、問題ないか自分でも確認しておくことが大切です。
押さえておきたいチェックポイントは以下の通り。
- 生活動線
- 収納スペース
- 採光
- 風通し
- プライバシー性
- 外の騒音・生活音
- 窓からの景色
- コンセント・照明
- 外観
- バリアフリー
プロが作ったものでも、意外と気になる点が見つかることもあるんです
修正したい点は、変更できるか営業担当に相談してみましょう。
ここからは、それぞれのチェックポイントについて解説します。
生活動線
朝起きてから就寝するまでの動線を今一度振り返ってみましょう。
家事、外出時、帰宅後など時間を区切って、家族それぞれの動きを把握することがポイントです。
一般的に、生活の中心となるキッチンを軸に考えるとイメージしやすいとされています。
複雑な動線は、家事の負担増や暮らしにくさに繋がるため要注意です!
収納スペース
注文住宅では、収納スペースが足りない、または多すぎたという失敗例がよく見られます。
これは、スペースを“とりあえず”作ってしまうことが原因。
何をどこに収納するか計画すると、無駄のない収納スペースを作れます
いつも使うもの、季節もの、将来的に増えるものを把握して、使いやすい高さや奥行まで考えることをおすすめします。
よくある収納スペース例を以下にまとめたので、参考にしてみてください。
- シューズクローク
- パントリー
- ウォークインクローゼット
- リネン庫
- 階段下収納
- ロフト収納
- 屋外倉庫 など
採光
周辺環境次第では、窓の位置でリビングが暗い!なんてことも……。
ゆゆ家は日当たりで大後悔…!
逆に、西日が差し込んで眩しく感じるケースもあります。
窓の大きさや位置をチェックして、採光に問題はないか確認しておきましょう。
吹き抜けやFIX窓(開閉しない固定窓)を上手に活用しましょう!
風通し
家づくりにおいて見落としがちなのが風通し。
風通しが悪い家はカビやダニが発生しやすく、アレルギーなどの健康被害のリスクもあります。
1部屋につき2方向に窓を設けたり、家全体で空気が循環するような設計にしたり、風通しに配慮した工夫が必要。
風通し目的なら小さい窓でも充分です。大きさよりも、適切な位置にあることが大切です
プライバシー性
間取りを見て、外からの視線が玄関や窓から入ってきていませんか?
窓越しに通行人と目が合うのはいやだなぁ…
外構工事で目隠しの塀を作ることも可能ですが、採光や防犯面で設置が好ましくないケースもあるため注意が必要です。
また、玄関を開けてリビングが丸見え!ということもないようにしましょう。
外構以外の対策としては、建物の形状や、窓の位置・種類の見直しなどがあります
外の騒音・生活音
家の周りが幹線道路や線路がある場合、寝室を離れた位置に設けるなどの工夫が必要でしょう。
また、音の問題は外だけでなく、家の中でも起こります。
例えばワークスペースを自宅に設ける場合は、どこまで生活音を遮断するか考える必要があります。
位置によっては、トイレの音なども気を付けたいポイントです
来客時や就寝時のことも考えておきたいよね!
窓からの景色
家から森林や海、夜景が楽しめる土地であれば、大きな窓やバルコニーを設けて「借景」を楽しむという方法もあります。
反対に、隣家と距離が近い、窓の位置が重なるなど視界を遮りたくなるケースも。
平面図の間取りからじゃそこまで分からないのでは?
ブラインドやロールスクリーンで対策するのも1つの手。とはいえ、まずはハウスメーカーに相談してみましょう!
コンセント・照明
後から変更しにくいコンセントや照明計画も、間取り決めの段階から考えておくのが吉。
テレビや冷蔵庫などの大型家電だけでなく、スマホの充電スペースやキッチン家電の配置など細かいところまでチェックしましょう。
照明はスイッチの位置や、種類もイメージしておくと安心です。
ダクトレールや人感センサーなど種類もさまざまです。情報収集の段階で照明の配置もチェックしておくことをおすすめします!
外観
間取り決めで外観も考える必要があるの?
間取り次第で、建物の形が単調になったり複雑になったりします
例えばシンプルな四角形の家は、コストを抑えられて構造に安定感があります。
一方で、見た目のかっこよさや高級感では劣りやすいといった面も。
外観もこだわりたい方は、間取りからどんな外観になるのかもチェックしておきましょう。
バリアフリー
今は必要なくても、将来的に必要になる可能性があるバリアフリーな間取り。
階段に手すりは?廊下や扉の幅は車いすも通れる?という視点で確認していきます。
リフォームでバリアフリー化もできるので、下地だけ入れておくという手もありますよ
以上が、間取り決めの際にチェックしておきたい主なポイントです。
チェックポイント多くて逆に不安…
そんな方は、かしゆうさんに相談してみるのがおすすめ。
大手ハウスメーカーと不動産会社で勤務していた経験から、プロの目線で間取りのアドバイスがもらえます。
もちろん相談は無料なので、少しでも気になる方はぜひ登録してみてくださいね。
間取り決めをスムーズにするコツ
間取り決めはすべての項目を熟考しながら決めていると、莫大な時間がかかってしまいます。
仕事や育児でそんなに時間がとれない……
安心してください。間取り決めには、コツがあります!
ここからは、スムーズに間取り決めを行うための注意点を2つご紹介します。
家族構成や将来を見越した計画をする
家庭によって、住みやすいと感じる間取りは異なるものです。
インスタや雑誌で人気の間取りが必ずしも自分の家族にとって暮らしやすいとは限りません。
家族構成をもとに、仕事や家事・育児の両立ができるか、子ども部屋に対する考え方、子どもが巣立った後の暮らし方など、シミュレーションしてみましょう。
家族でしっかり話し合っておく必要がありそう!
今の生活の好きなところ・不満なところを書き出してみるのもおすすめ!
話し合った内容や間取りの要望は、「家づくりノート」へ記録しておくと便利ですよ。
同じ要望でも間取りは無限にある
同じ要望を伝えても、間取りはハウスメーカーや設計士の数だけ生み出されます。
提案された少ない間取りの中であれこれ配置変えをしていませんか?
ゆゆ家はずっと間取りテトリスしてた…
反対に、家族の意見がバラバラで間取り決めに苦戦している方もいるでしょう。
間取りには正解がないことを理解した上で、優先順位をつけながらライフスタイルに合ったプランを採用することが大切です。
要望を汲み取る力や、提案力のある営業担当をつけることが失敗しない間取りへの近道です!
ポイントを攻略して理想の間取りを完成させよう
家の間取りは、一生の暮らしやすさを左右します。
ご紹介した内容を参考に、理想の間取りを叶えていきましょう。
間取り決めは大変だけど、納得いくまで考えるほど満足度も高まるはず!
家族で話し合って、ベストな間取りを見つけてください
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選択肢は多いほうがうれしい!
後悔するリスクを減らすためにも、ぜひこの機会を活用してくださいね。